皆様、こんにちは!
10月に入ってからようやく涼しくなり、秋っぽくなりましたね。
今回は、初めて不動産を購入される方に向けて、失敗を防ぐための5つのポイントをまとめました。
不動産の購入は、多くの方にとって「人生で最も大きな買い物」と言われます。
金額の大きさだけでなく、将来の暮らし方やライフプランにも深く関わる決断です。
そのため、購入後に「もう少し考えておけばよかった…」と後悔しないためには、いくつかのポイントを押さえることが大切です。
1.「今買う理由」を明確にする
最初のポイントは、「なぜ今、不動産を買いたいのか」を明確にすることです。
結婚や出産、通勤環境の変化、将来の資産形成など、理由は人それぞれです。
一方で、「友人又は親戚が買ったから」という理由だけで急いでしまうと、思わぬ後悔につながることもあります。
チェックポイント:
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自分たちの生活の変化に合ったタイミングか?
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将来的に転勤・転職・家族構成の変化はないか?
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「今買うことのメリット」と「もう少し待つ場合のメリット」を比較してみる
購入の「目的」を整理することで、物件選びやローン選択の判断軸が明確になります。
2.「購入にかかる総費用」を正しく理解する
物件価格だけでなく、諸費用や税金も含めて総額を把握しておくことが重要です。
購入にかかる主な諸費用は以下の通りです:
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仲介手数料
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登記費用・司法書士報酬
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ローン保証料・事務手数料
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火災保険料・地震保険料
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固定資産税・都市計画税
一般的に、物件価格の7〜10%程度が目安になります。
さらに、購入後にはリフォーム費用や引越し費用、家具・家電の購入費などもかかるため、資金計画を立てる際は少し余裕をもっておくと安心です。
3.「ローンの組み方」で損をしない
住宅ローンは「借り方」次第で、支払総額が数百万円単位で変わることもあります。
まずは、無理のない返済計画を立てることが第一。
銀行やフラット35など、複数の金融機関を比較し、金利タイプ(固定・変動)や返済期間、繰り上げ返済の条件などを確認しましょう。
また、最近では「ペアローン」などの方法もありますが、それぞれメリット・デメリットがあるため、慎重に判断する必要があります。
不動産会社や金融機関の担当者に相談しながら、「借りられる金額」ではなく、「返せる金額」を意識するのがポイントです。
4.「立地」と「管理状態」をしっかりチェック
新築・中古を問わず、物件選びで最も重視すべきは立地です。
駅からの距離や周辺環境はもちろんですが、以下の点も確認しておきましょう。
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スーパー・病院・学校など生活施設の利便性
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治安や災害リスク(ハザードマップの確認)
- 将来的な再開発や地価の動向
また、中古マンションの場合は「管理状態」が非常に重要です。
エントランスや共用部分の清掃状況、修繕履歴、管理組合の活動内容などを確認しておくと、長期的な安心につながります。
5.「信頼できる不動産会社・担当者」に出会うこと
最後のポイントは、担当者選びです。
物件の紹介だけでなく、資金計画や契約の流れ、購入後の手続きなどを丁寧に説明してくれる担当者であれば、初めての購入も安心して進められます。
信頼できる担当者は、
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メリットだけでなくデメリットも正直に話す
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無理な押し売りをしない
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質問に対して、分かりやすく丁寧に答えてくれるといった特徴があります。
購入後のサポートまで含めて相談できる不動産会社を選ぶことが、長い目で見て大きな安心につながります。
まとめ:焦らず、納得できる選択を
不動産購入は、「早い者勝ち」ではありません。
大切なのは、「自分にとってちょうどいいタイミングと条件」で判断することです。
焦らず、一つひとつのステップを理解しながら進めていけば、きっと満足のいくお住まいに出会えるはずです。
当社では、不動産購入を検討されている方に向けて、資金計画や物件選びのご相談も承っております。
「何から始めたらいいか分からない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。